【マンガ】マタニティマークを捨てた日 〜 流産と診断されて

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流産と診断された日、一番辛かったのが「マタニティマークを外す瞬間」でした。

「あぁ、もう私は”妊婦さん”じゃないんだ。”ママ”にはなれないんだ」

と実感せざるを得ない行為だったので。

私と同じように、マタニティマークや母子手帳をもらった後で流産・死産と診断された方は、このトラウマを抱えているのでは・・・。辛すぎますよね。

私はこの後も2回妊娠しましたが、トラウマが大きすぎて、役所にマタニティマークや母子手帳をもらいに行けませんでした。結局2回とも流産だったので、もらわなくて良かったな・・・と。

***

あ!そういえば、胎児のエコー写真はもらっておいた方が良いです。
というのも、この後通院した不育症外来で「過去のエコー写真が欲しい」と言われたからです。流産原因の診断材料の一つになるのだと思います。

私は現実を直視したくないあまりにパニック状態で、受け取ることができませんでしたが、今となっては「もらっておけば良かった」と後悔しています。

・・・とはいえ、流産のショックで放心状態の患者さんに、冷静な判断を求めるのは酷だと思いますが。医師の事務的で淡々とした口調に、患者との温度差を感じましたね。

手術当日の話も、続いてマンガ化予定です。
それでは。

ASCA
この記事(マンガ・イラスト)をかいた人

流産を繰り返す「不育症」の患者。20代で3回妊娠するも、すべて流産。

32歳、仕事はWebライター。流産を繰り返すうちに適応障害が悪化→うつ病になり、半年間休職。その後はうつ病の治療を続けながら復職し、2020年夏に4回目の妊娠→2021年春に出産。

「妊娠したら出産できるとは限らない」ということを、多くの方に知ってほしい。
流産や不育症で悩む方への情報発信、「不育症」の認知度を上げるためにブログをやっています。趣味レベルで漫画も描きます。

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