こんにちは、ASCAです。
ブログ更新に大分間が空いてしまってすみません。
ツイッターのフォロワーさんはご存知かと思うのですが、実は最近、私が怒涛のメディアデビューを果たしました…!つまり、「不育症」がメジャーデビュー(!?)しました!やったね皆ーーーーーー!!!
…という取材ラッシュで、ブログを更新する時間が取れなかったのです。ごめんなさい。
こちらの記事で、私の体験談や取材VTRが取り上げられた記事や番組をまとめてご紹介したいと思います。
私の不育症体験が載った記事
現在、3つのメディアに私の不育症体験が掲載されています!
①ヨミドクター
「妊娠するのが怖い!」 流産手術で体と心に傷……不育症の知られざるつらさ
NPO法人Fine・代表の松本さんから、「不育症の体験談を載せませんか?」とツイッター経由でお声掛け頂き、掲載に至りました。その後ヤフーニュースに転載され、一時期はニュースランキングトップに!コメントは700件超え!
現在ヤフー転載は終了しましたが、コメントのほとんどは不育症患者さんや流産・死産経験者の方からの共感のお言葉でした。中には、
と理解を示してくださる方もチラホラ…知名度が上がり、支援が認められるのは本当に嬉しいことです。
それと、記事中の松本さんからの温かいお言葉が沁みますね。
「子どもを望むすべての方とその周囲の方に、それは当然の感情ですよ、と伝えたいです。そんなに自分を責めなくてもいい。そんな自分を認めてあげてもらいたいな」
私も泣きながら読みました。
②UMU
【ミレニアル世代コラム】3回の妊娠と3回の流産、「不育症」の診断、そして心の病。30歳・現在も通院中の私の道のりと、社会に伝えたいメッセージ
UMU代表の西部さんが、ツイッターで不育症の体験談を募集している際に申し込み、掲載して頂きました!
私が3回自然妊娠して全て流産し、重度うつを発症するまでの経緯や、不育症ブログを立ち上げるまでの道のりが丁寧に描かれています。ブログだと私自身の話をすることはあまりないので、「ASCAってどんな人だろう」と思っている方にオススメの記事です!
(西部さん曰く、私の「不育症を伝えよう」というパッションが凄まじかったためにコラム化したそうです。笑)
③ESSE online
20代で3回流産、「女性として劣っている」とうつに。不育症の実態とは
なんと!あのESSEさんからお声掛けがあり、不育症の話を掲載して頂きました!
こちらの記事もヤフーニュースに転載され(そのうち転載期間が終了すると思いますが)、多くの当事者の方、流産・死産経験者の方から共感のコメントが寄せられました。
私はこの記事で伝えたかったのは、主に下記のことです。
・『たまたま運が悪かっただけ』『若いから次は産める』と医師から突き放される悲惨さ
・流産は深い心の傷になる体験なのに、メンタルケアがおざなりになっている
・不育症検査や、流産手術時の「胎児絨毛染色体検査」の重要性
・「着床前診断=命の選別」という偏見を変えたい
もうね、不育症界隈は闇でいっぱいです。
そもそも、流産や死産への世間の偏見が強すぎる。
流産を繰り返す「不育症」の存在は、ほとんど知られていない。
「何回も妊娠したらいつか産める」と突き放される現状の医療。不育症対策としての「着床前診断」の目的が世間に正しく理解されておらず、偏見の的になっている。
こうした偏見を変えるために、ESSEさんに記事を掲載して頂きました(ご好評につき、ゆる〜く連載予定です!)。
ネットTV「Abema Prime」の不育症特集でゲスト出演!
2/7(金)、AbemaTVのニュース番組「Abema Prime」の生放送に出演しました!
不育症の当事者に聞く 子どもという奇跡(PCでご視聴の方はコチラから)(スマホで観る場合はAbemaTVのアプリをダウンロードし、https://gxyt4.app.goo.gl/kRnv1に飛んでください)
(※1ヶ月くらいは無料で視聴可能です。AbemaTV有料会員の方は、いつでもご視聴できます。)
(※冒頭部分で赤ちゃんや妊婦さんの映像が流れるので、苦手な方はちょっとだけ飛ばしてください。)
***
なんと、1時間にもわたる「不育症」の特集です。
「不育症って何?」という基本的な情報をベースに、流産や死産を繰り返す不育症患者の心境や悩みを、私が患者としてお伝えしています。
記事版はコチラ→「天国から地獄に落とされるような感覚」…流産や死産を繰り返してしまう「不育症」の悲しみ
(もうすぐ転載が終わってしまうでしょうが、ヤフーニュースにも転載されています!反響が多く、一時期ランキング上位に食い込んだようです。)
「不育症」の認知を上げるために、メディアでの顔出しを決めた
実は本来、顔出しする予定はなく、散々悩みました(何なら取材VTRの時はほぼすっぴんです…は、恥ずかしい…。)
…という思いがあって、顔出しを決めました(もう出したくないけど)。
あと、私には下記のような狙いもありました。
・流産・死産した女性が経験を周囲に告白できないのは、偏見が根強く、「お前のせいだ」系の暴言を吐いてくる人が多いから(世間的な医学的知識の欠如)
・若い不育症患者が出演することで、「流産=加齢のせい」の偏見をなくす
・「流産=母体の行動が悪いせい」という偏見をなくす(男性側の染色体異常が原因で流産を繰り返すパターンもある)
・流産や死産は「大切な家族を失う体験」であり、うつ病にも直結するため、社会的な理解・ケアが必要
・「不育症」の存在や、必要な検査を教えてくれない産婦人科も多い(患者が自力で辿り着かなければいけない悲惨さ)
絶対これだけは伝える!という覚悟で、生放送に挑みました(本当は他にも伝えたいことが山ほどありましたが、生放送なので尺が…)。
ちゃんと伝わっていると良いのですが。
メディアから「不育症」の知名度を上げないと、当事者は救われない
不育症は研究段階であり、検査しても半数以上の人が原因不明なのが現状です。
しかも専門外来に行っても検査項目や精度が異なり、治療方針がバラバラ。さらに検査費も治療費もほぼ保険適用外で高額。流産を繰り返すうちに心を病み、治療と仕事の両立ができなくなり、離職や非正規雇用に追い込まれる女性も多い…。
しんどすぎますよね。これらの問題は絶対に何とかすべきです。
でも!そもそも!
「不育症」って言葉を世間の大半が知らないんだーーー!!!
だから、「不育症です!医療費でも社会生活でも困ってます!」といくら主張しても、
と勘違いされて終わってしまうのです…。
致命的に!不育症の知名度が足りない!!だから話をマトモに聞いてもらえない!!!
というのが現状です(絶望)。
そこで私は、大手メディアと連携して「不育症の認知度を上げようキャンペーン」を行うことにしました。知名度を上げるには、不育症を巡る問題を知ってもらうには、メディアハイジャックが一番手っ取り早い気がしたので。
…とはいえ私はうつ病の身であり、フルタイム会社員なので、できることに限界はあります。私一人の力で何とかできる問題ではありませんし、頼られすぎてもうつ病が悪化してしまうという。
ということで今後、当事者の皆さんからの勇気あるメディア発信が続くことを祈ります。
それでは。
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